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海外から2通の詐欺メール
4月から5月にかけて2通の詐欺メールが届きました。全文英語で書かれていて、アドレスは少し異なりますが、どうやらポルトガル語のようです。
内容は極めて悪質で英語文を日本語に要約すると「私はハッカーで、あなたのことは前から知っている。あなたのブラウザの履歴やウェブカメラを含むデバイスへのアクセスを取得した。あなたを写したビデオ(アダルトな行為)を公開してほしくなかったら、1200USDを私のビットコインウォレットに送金してください」というものです。
私のPCのカメラはそもそも外付けで、ZOOMを使用する以外は接続したことがありませんので、内容が嘘であり、詐欺であることがわかります。
以前、知り合いが使用していたサーバーがハッキングされ(日本で数台被害にあっているようです)サーバー内のデータが凍結され、アクセスできなくなったといった事例がありました。
データを以前のように活用したかったらビットコインで1000USDを支払うことで解除キーを送るといった内容でした。
これは明らかに身代金要求型ウィルス、「ランサムウェア」によるもでした。
今回のケースとは違いますが、1000ドル程度の金額(支払いやすい)で、なかなか足取りがつかめないビットコインを活用しているところがよく似ています。
最近では有名人を語った「投資詐欺」や、これまでにも多くあった「振込詐欺」等々、年々手口が巧妙になり種類も増えてきています。
お金を要求する身に覚えのない電話があったり、不審なメール等を受信したら、まずは冷静になり、身近な人に相談しましょう。
警察庁等のリンクを貼りますので、ご確認ください↓
警察庁特殊詐欺対策ページ
総務省
国民のためのサイバーセキュリティサイト